YOZIGENZ ヨジゲンズ ブログ

寝ては覚めて、起きては寝れず。。 新年度の様々な書類に文章作成の毎日。 頭が覚醒しとるな😛

そんな寝れない夜はメモ機能を開きながら今の活動を改めて整理整頓。たまにはこんな夜も👍
我々は各催事の実施において障害児者とその家族が文化芸術に親しみを持つ為に必要な「各段階の重要性」を肝要に捉え、そのグラデーションを大事にしています。
特に障害児が文化芸術に触れ合うきっかけのほとんどはその家族なので、当事者家族にとっての「きっかけのハードル」の低さがまずは必要と考えています。そこから、自身に合った文化芸術に出会いコミュニティを広げる段階を経て、その中で秀でた才能や評価に値する努力をした者には(健常者と比べて遜色のない)正当な評価と発表の機会を与える段階へと「無理なく」進めていく。
以下
【当事者家族にとって、きっかけのハードルの低い環境の段階】
【自身に合った文化芸術に出会いコミュニティを広げる段階】
【秀でた才能に正当な評価や発表の機会を与える段階】
の3つの段階を各催事ごとの役割を整理しながらまとめる。
まずは【当事者家族にとって、きっかけのハードルの低い環境の段階】は、とにかくハードルの低さが重要で「UNIQUE ZONE COMMUNITY(未開催)」「みんなのダンス体験会」といった催事では公的な会場での安心感を目指し、また「みんなの観杜祭(ヨジゲンズ主催)」では公的な安心感よりも私的な安心感を作り出すことで別の角度からのハードルの低さにより幅広い層への周知を期待している。「みんなのダンス教室」のレッスン中には親御さん同士の情報共有のコミュニケーションの場や、互いに抱える問題解決の相談の機会にもなるよう親御さんにとってもリラックスした環境になるように努めている。各回ごとに新たなアシスタント講師やボランティアスタッフを起用することで福祉の現場にとっての人材育成の機会にもする。
次に【自身に合った文化芸術に出会いコミュニティを広げる段階】について。
「みんなのダンス教室」「夏休みごちゃ混ぜワークショップ」(その他我々が派遣される外部事業)においては、参加者自身へ選択肢を与える事のできる催事を率先して企画し、各個人が心から興味を持てる文化芸術へ的確に出会えるように工夫する。「UNIQUE ZONE Breakin」「UNIQUE ZONE DEAF」といった催事では、共通の興味や環境が近いもの同士の意識を深めることでコミュニティが継続できるように努めている。
更には【秀でた才能に正当な評価や発表の機会を与える段階】として「UNIQUE ZONE WORLD」「UNIQUE ZONE JAM」「UNIQUE ZONE Breakin」「UNIQUE ZONE DEAF」といった勝敗や順位のつく催事ではプロの審査員を起用することで健常者と同等の基準で正当に評価される機会をつくり、実力のある障害者ダンサーが自身のアイデンティティを守りながら芸術的に価値の高いダンスを安心して発表できる機会を用意している。また「みんなのダンス発表会」でも、ゲストとしてプロのダンサーを招聘することにより自身にとっての発表の場に留まらず、芸術性の高い作品の鑑賞の機会ともする。
また「文化芸術による障害者支援がブラックボックス的に認知度が低い」という問題についても、国際イベント「UNIQUE ZONE WORLD」のエンターテインメント化を民間企業やメディア協力を得ながら広げることで解消を目指す。ただ、エンターテインメント化は目的ではなく、そのような人目につく活動が【当事者家族にとって、きっかけのハードルの低い環境】へ新たに繋がるような、そんな好循環が生まれるように心掛けている。
このような好循環は基本的にはその活動自体の意義を越えて間接的に社会の変化をもたらすと考えています。
文化芸術への興味が近いもの同士の催事により仲間意識を高めることで催事後の我々の知り得ないところでもコミュニティが継続されます。ダンサーが自身のアイデンティティを保ちそのプライドを守ることは(障害者に限らず)一人一人の社会参加へも繋がると確信しています。
更にはそういったアーティストとしての自信は障害者であることをネガティブに捉えずに人目につく発表の場へ率先して出演することへも繋がり、我々の催事の規模を超えて一人一人が自立したインフルエンサーとして独自の活動をスタートさせ、次世代の障害児やその家族の意識から変えていける!と大いに期待しています。
さてさて、真夜中に何やってるんだろう?
おっと❗️目覚ましアラームが鳴った🤣
今日も一日よろしくお願いしまーす✨

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