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「見たことがないダンサー」Kaz-maの価値とダンスの本質

先日、大阪市生野区役所への訪問

先日、kaz-maが大阪市生野区役所へ訪問する機会があり、一緒に行ってきました。

全盲のKaz-maはダンサーです。
「生まれてから一度もダンスを見たことがないダンサー」です。

そんな彼が成し遂げたのが、
DANCE WORLD CUPリリカル部門 世界第3位。

この事実がもっと評価されるべき❗️と思っていたのですが、大阪市、スポーツ庁に続いて3度目の表敬訪問ということで、
相応に扱っていただきありがたいです😆

表敬訪問の内容

今回の訪問では、大会映像を見ていただき、区長からのお言葉をいただき、そして実際にパフォーマンスも披露。

しかも、同じく全盲の双子の相方You-maのパーカッションに合わせて踊るスペシャルバージョン‼️

いや、普段活動しているKaz-Youでのパフォーマンスなので、本来の形かな❓🤔

とにかく今までの表敬訪問とは違った形でお伝えできたことは大変ありがたかったです!

特別な瞬間

更に更に!何よりも今までと違ったのが
筋原章博区長からパフォーマンスでのレスポンスをいただいたこと😳

サプライズでオリジナルKaz-You応援ソングを生演奏で披露していただきました😆🙏

アーティスト同士が共鳴し合う素晴らしい空間。

もーー!こういう瞬間があるから、
ほんと止められないですね笑

Kaz-maの凄さについて

ちなみに、
僕も少しだけ喋らせていただいたので、その時に話しきれなかった面も含めて改めてKaz-maの凄さを説明させてください。

彼は見えないだけでなく、立ち上がる事もできない、
踊る時以外は車椅子ユーザーです。

各国代表の身体能力バツグンの世界レベルダンサーの中で上位入賞したことには、もしかしたら審査員の同情的な感情も含まれていたのでは?と想像を働かせてしまう人もいるかと思いますが🤔

ストリートダンスのようなテクニック評価が大半を占める競技なら仕方がないですが、彼が活躍したのは表現力も大きく評価されるリリカル部門です。

僕はスペインの現場にはいなかったので想像の範囲ですが、Kaz-maの「誰の影響も受けていない表現」が評価されたんだと思っています。

「俺のダンスどう⁉️」っていう技を決めた瞬間のドヤ顔もなければ、自分が出来ない事をしないというある種当たり前な“オリジナリティ”により、本能的な表現純度の高さがしっかり評価された結果なのだと思っています。これは多分、審査員レベルにダンスを見続けてきた人にしか解らない世界だと思います。

ダンスコンテストの本質

ついでに、
ダンスコンテストの良いところと僕が思っている点ですが、
ジャッジ陣が顔を丸出しで審査するところ。

時には、デモとして審査員自ら自分のスタイルを出場者へ向けて見せつけるところ。

そんなプライドを持って審査席に座っているのに、もし障害者への同情票とも捉われかねない審査をしたとあったら、今後審査員としての仕事が無くなるんです。そんな中で純粋に良いと思ったKaz-maに高得点を付ける。

無難な審査をしても良かったところを、ジャッジも勇気が要る判断だったかもしれません。「障害があるからスペシャル」ということを正直に評価していただいてありがとうございます。

ダンスカルチャーについて

絶対評価がなく「違い」さえも価値になる
そんなダンスカルチャーが僕は大好きです。

この文章の冒頭に書いた、
「生まれてから一度もダンスを見たことがないダンサー」
皆さんはどのように捉えておりますか?

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