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Bibimフェスタ初開催レポート|障害者ダンサーと多様なダンスシーンが“混ざる”瞬間

イントロダクション

毎日毎日毎日、、、色々あってすみません。
初開催‼️そして初挑戦⁉️
金曜日はビビンフェスタでした。

Bibim(ビビン)の意味とイベント誕生の背景

「Bibim(ビビン)」は韓国語で“混ぜる”という意味。普段は交わらないダンスシーンをごちゃ混ぜにビビンしてみよう!という発想から生まれたイベントです😏

開催のきっかけ① DWC日本予選の革新

開催きっかけは2つ。
まず1つ目は、DANCE WORLD CUP(DWC)日本予選が世界に先駆けて障害者ダンサーも挑戦しやすい仕組みを取り入れ、ユニークゾーンの仲間たちも挑戦するようになったこと。

ここがシーン同士がビビンし始めた最初の一歩でした。そこから本当にエライコッチャな結果も生まれまして😳

車椅子ユーザーのChihiroが世界大会9位、全盲で車椅子ユーザーのKaz-maが世界3位、ダウン症ダンサーのTomokaはなんとまさかの優勝し、世界チャンピオンに‼️

日本だけが障害者ダンサーをアテンドしている。つまり各国代表の健常者で身体能力オバケなダンサー達を“表現力”という武器で抑えて見事に上位に食い込んだのです😳 もう…これだからダンスは素晴らしい👏

DWC日本大会主催の東海林まゆ美さんから「シーンを混ぜたい」と相談された2年前、こんな未来が待っているとは思いませんでした。

開催のきっかけ② 世界大会審査員の来日

きっかけの2つ目は、DWC世界大会の審査員を務めたジュリアーノ🇧🇷とアシスタントのジャスミン🇦🇷が日本を巡ると知ったこと。

東海林さんと「せっかくだし何かしよ‼️」とアイデアを出し合い、その全部をビビンしたらこうなっちゃいました🤣

スケジュールが噛み合ったのは平日、金曜日。それでも短いタイムに全部詰め込むという実験的なイベントに皆さんを巻き込んでしまいましたが、この“ビビン”こそが面白さの原動力だとも感じました。

豪華すぎるゲストショー&ライブ

DWC世界チャンピオンTomoka、急遽出演のJULIANO ACÂNTARA、フィンガー世界チャンピオンNARI Digitz、韓国アイドルL5ST❗️

こんなジャンルもスタイルも違う表現が連続で観られるイベントは他に無いはず‼️

今回の投稿について

感想を書こうと思ったのに、前置きだけで長くなってしまったので、、今回はここまで😏
また各部門ごとの感想は別の投稿で書かせていただきますね。

少しだけ胸につかえていること

あの、、こんな長文の後には、、誰も読んでないと思うので。。最後にひとつだけ不満というか、胸につかえていることを少しだけ。

先日、TomokaとKaz-maの世界大会の偉業を受けて大阪市へ表敬訪問に行ってました。

通例なら市のスポーツ課がメディア対応に入りテレビカメラが来て夕方のニュースで見かけるような形になることもあり得るのですが、、今回の担当は大阪市の福祉課。

そこ自体に不満はないですし、市長にもしっかりご挨拶できたことには満足なのですが。

機材トラブルでダンスを市長にまともに観てもらえなかったり、、メディアカメラも無く閉ざされた部屋で静かに終わったり。。

抱いた違和感と悔しさ

誰も悪くない。
けれど、正直なんかちょっと悔しかった。

こんな歴史的な快挙が世間に知られることなく終わって良いのか??🤔
「障害者の偉業は取り上げられない?」という錯覚を覚えてしまいました。

だったら、無理のない範囲で、この2人のことを少しでも知ってもらう努力をしてみるのもいいのでは?と思うようになりました。

障害者ダンサーが評価されにくい現状

健常者ダンサーは部活動の全国大会に出るだけでもメディアに取り上げられることがあるのに、障害者ダンサーは世界大会で優勝しても「障害があるのに頑張ってるね」の一言で終わりかねない。

このモヤモヤがなんかもどうしても。。

元々僕は大会主催者として公平でありたいし、2人を売り出すつもりはありませんでしたが、、🤔

でも、、ちょっと僕、動きだしますね😏ニヤ

読んでくれている皆さんへ

すみません。後半ビビン関係なく。

でも、今この文章を読んでる方は、あの現場で講演会からコンテストまで実際に生で楽しんだ人が多いと思います。そんな方々には理解してもらえてると想っています。

パイオニアであるあの2人が評価されないと、今後これに続くダンサーによくない連鎖が続きます。
ちょっとだけ本音を書かせていただきました😌

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