今回の舞台で仲良くなりました中田さん😆からのメッセージです！！
Dance Festival BIRTH
作品振付、ご出演いただいた中田一史さんより、劇場公演のご感想とオンライン上演へ向けてのコメントをいただきました。
ご来場いただいた皆様、オンライン上演のチケットをご購入いただいている皆様、ぜひご覧ください。
『 今回、このような素晴らしい機会を作ってくださった山崎さんと全てのスタッフの皆様に感謝申し上げます。この困難な時勢に、平日でさえ困難な自主企画を敢行なさる勇気と使命感に芸術家の端くれとして心から敬意を表します。
初舞台から今年でちょうど30年を迎える私は、実演芸術である舞踊を「表現者あるいは表現物と鑑賞者が相互に作用し合い、精神的ないし感覚的な変容を得ようとする活動」であると定義してきました。同じ時間と空間を共有する事で芸術とは「表現者と鑑賞者とが作品を通して体験を与え合うもの」だと考えてきました。
ですが、昨今のコロナショックによって、私の考えは変容を余儀なくされています。オンライン上演によって鑑賞者の皆様がどのような「内的体験」をされるのか、とても興味深い挑戦です。
今回の舞台の機会をいただいた当初から、オンライン上演が前提である事を承知していましたので、「今」と言う時代の潮流に合わせて作品を作ると言う手もありましたが、今回ご覧いただくのは「WXⅢ」と言う10年前に初演した作品の改訂版です。本音と建前、愛憎、同じ想いを持っているのに…だからこそ攻撃し合う個と個、情報技術がどれだけ進歩しても、変わらない人の性質を、完全なる独断と偏見で踊りにしました。
皆様の心には何が残るでしょうか… 』
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