本日は「MORTAL COMBATのSHUNJI」としてではなく「ヨジゲンズの高橋」として初めて東京へ行って参りました。
ダンスを体験してもらう。
ダンスを理解してもらう。
という事に関してストリートダンスのジャンル分けに強くこだわる必要はないんだな、と思わされた一日でした。
一般的なダンスの入り口と言えば「簡単なステップから始めてみよう!」的なフレーズって巷に溢れていると思います。
ただ、高齢者や障がい者にとって「簡単なステップ」がどれだけハードルが高いのか?
僕はダンスの入り口としてフィンガーやアームから入るのを常々勧めています。
僕自身タットは出来ませんが、指から始めて腕、上半身、それから足のステップ、からの全身という流れを勧める時にタットの持つ性質の効率の良さと説明のし易さは完璧だと実感しています。
- EXILEみたいなものか?
- 武富士のCMとは違うのか?
- チアダンスはストリートダンスか?
- タットはブレイクダンスなのか?
僕らストリートダンサーからしたら少しズレた質問も一般目線ではなかなか理解はされません。
否定してもしょうがない、そういうものです。
だったら、まずは始めてもらう事!興味さえもってもらえたら知識は後から勝手に付いてきます。
長年何かをやり続けると余計なプライドが身に染み付いてしまうものですね。
SNSでたまに聞く言葉、
「オタクが業界をダメにする」
「全てのジャンルはマニアが潰す」
何かを熱烈に大好きな人にとっては反論したくなるような言葉ですが、真実でもあると思います。
大好きダンスだからこそ、ダンスが好きだからこそ、まずは間違った見識も受け入れるところから始めたいと思います。
好きになる人は自然に好きになってくれます。
もっと心を広く持てる人間になりたいと思う。
今日はとても素敵で良い日でした。