YOZIGENZ ヨジゲンズ ブログ

音ハメにこだわる聴覚障害者

😏3年前
この文章中にマイノリティ×マイノリティの例えで挙げた「音ハメにこだわる聴覚障害者」には出会えました。彼はこれならも前例の無い事を笑いながら突破していく!と思わしてくれるダンサー。
僕の一生涯でこんな素敵な人にあと何人出会えるだろう?あと1万人くらいは出会いたい!!😆

【障がい者とダンス】

皆さんは「障がい者」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?
身体的な障がい、知的な障がい、視覚や聴覚の障がい、ダウン症、半身マヒや発達障がい等々
では、
「ダンス」と聞いたらどんなジャンルを思い浮かべますか?
ヒップホップ、バレエ、ジャズ、社交ダンス、ブレイクダンス、コンテンポラリー、日本舞踊、盆踊りや阿波踊りもダンスです。
今まで生きてきた中で障がい者に知り合いがいればその障がいが思い浮かぶかもしれないですし、身の回りに踊る人がいればそのダンスが先にイメージ付くかもしれません。
上記以外にも障がいのバリエーションもダンスのバリエーションも無限大に存在します。
まだ名称の無い障がいや、名も無きダンスジャンルさえもあるかもしれません。
そんな無限大に存在するモノ同士を組み合わせてみたいという僕の興味があります。
もちろん僕の興味本位で人を強制的に踊らせる事は出来ませんが、扉さえ開いてあげたら今すぐにでもダンスに興味を持てる方は沢山いるはずです!
もちろん健常者にもそういう人は沢山いて僕自身も過去に多くのダンスを始めるきっかけになってきました。僕に限らず、現プロダンサーやダンス講師は全員そういった扉を開いてあげていると思います。
一昔前と比べると既にダンス界はダンスに興味のある人が出入りしやすい環境が出来あがっていて、僕1人が居なくなっても何の影響も無いと思いますし、だったら僕は障がい者が扉を開けやすい環境を作る繋ぎ役に立ちたいと思っています。
ダンスってなかなかジャンルの違いが分からず、たまたま知り合いがヒップホップやってたからとか、たまたま阿波踊りが盛んな地域だったからとか、偶発的にジャンルを選択されてしまっている人も多いと思いますが相性の良さというのもあります。
・ブレイクダンスは身体能力があった方が良いかもしれない。
・社交ダンスは協調性が必要かもしれない。
・落ち着きの無い人には日本舞踊は向いていないかもしれない。
たまたま出会ったダンスが自分に合っていないせいで辞めてしまうのは凄くもったいない。
といった事も含めて僕は「ダンスジャンルを紹介する窓口」になれたら良いなー。と漠然と思っています。
ダンスを望む人が障がい者なら、その障がいと相性の良いダンスを紹介してあげるといった役割ですね。
とはいえ、前述したように障がいの種類もダンスジャンルも無限大にあります。
色んなダンスジャンルに顔の広い僕も全てを把握するのは不可能ですが出来る範囲で紹介します!そこは僕も勉強させてください。
ヨジゲンズのWEBサイトにはダンスを始めたい人のお問い合わせページがあります。
http://yozigenz.com/dance_info

この投稿を見て興味を持った方はご連絡ください。「踊りたい人」と「教えたい人」の本人同士の熱意が合致した時には大きな力が生まれると信じています。
補足的におまけ。
ダンスの相性という話を書きましたが、これは現時点での一般的なイメージでの例です。
・身体能力の無いブレイクダンサーが思いがけない表現をするかもしれない。
・社交ダンスを踊る人で協調性のない人は素晴らしいソロダンスが出来るかもしれない。
・落ち着きの無い人が飛び跳ねるような日本舞踊を創作するかもしれない。
それらはその本筋の人には否定されるかもしれないが、エンターテイメントとして人を惹きつけるかもしれない。一つの芸術表現として評価されるかもしれない。
片足の無い人がタップダンスをしたり、指の少ない人がフィンガーダンスをしたって良い。
知的障がい者が凄く複雑なダンスをしても構わないし、聴覚障がい者が音ハメにこだわったって良いんです!
むしろ、そういったマイノリティーがカルチャーを進化させる者だと思ってます。
「相性が良い」と判断できるという事はそれだけそのダンスジャンルが確立されてイメージが付いているという事。固定イメージなんて壊してなんぼです。笑
真の相性というものがあるとすれば、それはその人が1番やりたい事をする事です。
あなたがそのダンスを踊りたいなら、そのダンスがあなたと1番相性の良いダンスです!!
ブログ:
http://yozigenz.com/shougaisyadance

関連記事一覧

PAGE TOP