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達人は保護されているッッッ

これは漫画グラップラー刃牙の名セリフの一つで、長く実戦の場に立たない達人(レジェンド)の実力を疑ったセリフです。
今朝、凄い衝撃ニュースが界隈で流れ、
僕の脳裏にはこの名ゼリフが浮かびました。
「タット&フィンガーの世界大会でNARI Digitzが優勝」
僕は、この凄さをどうしても皆さんへ伝えたくて今から書き置きをしておきます。
あえて誤解が生まれても良い覚悟で書き出しましたが、これは本当にNARI Digitzというレジェンドが護られていたわけでも、彼の実力を疑っていた訳でもありません。
皆さんに知っておいていただきたいのは、NARI Digitzがレジェンドになり始めたのは2度目の世界チャンピオンになってからでもう10年前の事。それ以降は世界大会では審査員をしなければならない立場になってしまい、大会に挑戦する事が「空気的に」出来なくなりました。
むしろ気質的に挑戦者である彼を僕は一度バトルゲストとしてオファーした事がありますが、即答で快諾し圧勝で優勝。去年僕が開催したバトルに自ら挑戦しにきてくれた時も優勝。むしろ準決勝で相手に1票取られた事を悔しがっていました。
ちなみに今年ブレイクのバトルに半分冗談で誘った時も即答で快諾し予選1位通過に大貢献+審査員特別賞も2つGETしておりました。
それだけバトルが好きなNARI Digitzが世界大会に挑戦できなかった10年の間に現役プレイヤーは彼をレジェンドとして崇めていきました。
中には、実際にバトルをしたら全然勝てると本気で思ってる現役プレイヤーもいたと思います。
でもそれも理解出来ます。
10年前から現在までに2段階くらい世界全体のレベルは上がっているし、それもNARI Digitzには不利に働く要素でした。
まず第1段階目、世界中がNARI Digitzのスタイルを真似してNARI Digitzスタイルが世界の基礎となった。もう2段階目がコロナ化オンラインダンサーが創りだしたスタイルの多様化。
世界がこの2段階を経てNARI Digitzがどれだけ凄い事をやっても「ただ基礎が上手いだけの応用が無い人」という扱いになってしまう。
レジェンドであるが故の不利。
今回もオンラインバトルだったので近代オンラインダンサーの方が一画角での見せ方が上手い場合もあり、互角の勝負だったらレジェンドには軍配が上がらない。
と思っていた。
はず、、
なのに、、
優勝した。
レジェンドは全然護られていなかった。。
むしろ、
護られていたのは我々の方でした。
今までNARI Digitzが出場しなかったお陰で世界チャンピオンになれた人たちは、NARI Digitzに感謝をしないといけないのかもしれない😎
ムーブによってメインコンセプトを変化させる今時のスタイルに対してブレずにNARI Digitzスタイルをキープしたまま真新しい細かいコンセプトの変化を短時間に幾つも織り込んでいく誰にも真似できない戦法を可能にする実力でねじ伏せながらトーナメントを確実に勝ち上がっていき決勝戦はもう「理解出来ない」が平均値になっていました。
いや、
もう、、
とにかく、、
今回の優勝は本当に凄い事なんです😭
お願いなので
この凄さを皆さん理解してください🤣笑

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